【S13最終39位(2117)】まもみがアマガドオー

 

Daubと申します。

今回は、SVランクバトルS13の構築記事を書かせて頂きます。

よろしくお願いします。

以下常体


f:id:Smeargleee:20240104073204j:image

 

結果

TN:P

最終順位:39位

最高・最終レート:2117.009

サブロムなし

 

 

構築作成の経緯

レギュレーションを跨ぎながらここ数か月に渡り使っていた並びである

まもみがアーマーガア毒菱ドオー   を採用。

アマガドオーでは重い相手の炎オーガポンや連撃ラオスなどに後投げ可能で一貫を作りやすいアタッカーとして、

鉢巻ドラパルト            を採用。    

以上3体が基本選出であり8-9割ほど選出した。

ここまでで重いのは、相手のパオジアン、炎オーガポン、イーユイ、テツノツツミ、両ウーラオスなど。これらが相手の構築に複数いると、アマガドオーを崩される確率が高くなりすぎる。加えてキョジオーン単体が無理である。

残り3枠の使い方だが、ドラパルトを選出すれば高耐久なカミ受けを必ず要求されるし、アマガドオーも切り離すと弱い。そのため@3はそこそこの汎用性を確保しつつ基本的には上記と別で選出するものと決めた。

キョジオーン対策を兼ねながら雑に竜舞して広く戦えそうな

隠密マント竜舞カイリュー       を採用。

これと必ず一緒に投げることを考え、相性がいいらしい

スカーフサーフゴー          を採用。

@1は広く撃ち合える対面要員。なんでもよかったが最終日には

襷マスカーニャ           を採用した。

 

 

個体解説

妖アーマーガア@たべのこしf:id:Smeargleee:20240104062538j:image

こいつのお陰で勝ってたけど、性能としてはめっちゃ弱い枠。

長年まもみがの研究をするなかで、まもみが枠の条件の1つは「有利対面から嵌めを開始できること」だと思っているが、アーマーガアには起点としてアカツキガチグマやカイリューがおり、他にも色々と要件を満たせそうなため使っていた。

プレッシャー×まもみが は非常に強い。単純に毒菱嵌めやTODも可能ながら、ブラッドムーンやアンコールなどに回数制限をかけたり、拘り持ちサーフゴーやイーユイなどの後投げに対しPP24を枯らして帰らせたりできる。立ち回りの幅がかなり広く、めっちゃ頑張ればすべてをなんとかできるくらいのスペックがある。

反面、アーマーガア自身のスペックの貧弱さがかなり苦しい。パオジアンやウーラオスなど高火力持ちにあっさり崩されるのをどうにかこうにか立ち回るゲームになる。

正直あんまおすすめしない。

 

普ドオー@黒いヘドロ

f:id:Smeargleee:20240104062548j:image

調整:カミのサイコショックとヘドロの効率意識

色々足りないけど、換えもきかない枠。

対カミやサフゴの対面で毒菱を撒くのが理想。と考えると、鉢巻ドラパルトとの相性はそこそこ良いほうなのかもしれない。アカツキガチグマに受けが成立しないのは残念。

眼鏡シャドボ連打で大変なことになりがちなので保険のノーマルテラス。

 

竜ドラパルト@拘り鉢巻

f:id:Smeargleee:20240104062558j:image

けっこう強い枠。

環境最速×竜テラス鉢巻ドラゴンアローはさすがに強い。炎オーガポンや連撃ウーラオスに対し最低限のサイクルができることも含めて、かなり高性能と言えると思う。

この性能を活かして、①相手のカミやサフゴなどを引きだしアマガドオーで嵌めて勝つか、②カミなどを裏で倒してドラゴンアロ―の一貫を作るか、③カミの裏を削ってゴーストダイブの一貫を作るのが主要な勝ちルートになる。

反面、陽気にせざるを得ない関係上、火力不足がかなり目立つ。特に最近ではHBに厚いオーガポンなどが増えており困りがち。立ち回りで補う努力はしつつ無理なときには割り切って動いた。

 

草マスカーニャ@襷

f:id:Smeargleee:20240104062619j:image

初手パオジアン対面で撃ち合い勝てそうな汎用襷枠として雑に採用。最終日投入で5回くらいしか投げてないためあまり語れることがない。

出した試合は活躍したのでそこそこ強いと思う。

ちなみにマスカーニャにする前は襷ハバタクカミだったけど、パオジアン重いから補完選出したいのにパオジアンに対面突破されるの意味わからん。弱かった。

 

鋼カイリュー@隠密マントf:id:Smeargleee:20240104062627j:image

調整:1舞でカミツツミ抜き。流用個体なのでほかは意図崩壊してた。

頑張って舞うポケモン。型のこれじゃない感がすごいので所説枠。一応キョジオーン構築にはほぼ負けなかった。

地味に悪波や氷柱でもマントが活きる。

 

鋼サーフゴー@拘りスカーフ

f:id:Smeargleee:20240104062703j:image

このポケモンもエアプすぎて使い方がわからないのであんまり語れない。練度ゼロでもそこそこ戦えるのはすごいなぁって感心してた。やっぱ強い。

トリックとかで頑張る。

 

 

 

最後に

構築に自信があれば上を目指して潜ったけど、あんまり勝てる気がしなかったのでAM1時時点19位で撤退した。半年ぶりの最終2桁、しかも自分色がかなり強い構築なのでとても嬉しくはあるけど、上を見れば残念でもある感じ。

アマガドオーはどう考えても現環境で軸にできるスペックではなくて、正直これでも相当頑張ったほうだと思う。ほかに構築を作れなかったのが敗因といえば敗因。

カイリューサーフゴーに関しても理解度浅すぎて反省。

 

そんなわけで構築記事としてもめっちゃ内容浅くて申し訳ないです。もっと強い構築を組んで上を目指したい。

ご清覧ありがとうございました。

ご質問などはDMや質問箱へ、お気軽に。

Twitter(@Smeargleee)

SV1周年を振り返る

もうすぐ11/18でポケモンSV1周年、ということでSV1年間で組んだ構築を纏めてみます。

後ろのほうが記述長め。記憶になさすぎる最初のほうを除いてどういう思考で構築組んだかを言語化してみてる。

 

そもそも駄文すぎるくらいなのに書き続けてたら6000字近くなっちゃった。興味ありそうなとこだけ読んで頂ければと思います…。

 

 

S1 最終3桁も無理そうだったくらい。

妖エーフィ@珠

妖ラウドボーン@残飯

飛ドオー@マント

水クレベース@バンジ

悪ハピナス@毒針

竜アーマーガア@ゴツメ

(ヤドラン@マント)

(プクリン@オボン)

 

よくわからない新環境、とりあえず受けルで始めてみた。とりあえずカバルドンをエーフィで、ドラパルトをプクリンで対策すれば割と対応できそうだと思ってた。ちなみにプクリンは途中で消えた。

実際にはサザンドラとかサーフゴーとかにめっちゃ破壊されてた。ダメダメだった。珠HBSエーフィは使うのが楽しくてそこそこ気に入っていた覚えがある。

 

 

 

S2 最終3桁くらい

草ドヒドイデ@メンハ

悪ラッキー@輝石

普ミミッキュ@残飯

 (まもみが鬼火ナイトヘッド)

水クレベース@ブーツ

草ドオー@マント

闘ボーマンダ@眼鏡

 

この頃には既に残飯まもみが使い全1への野望があったので、強すぎる竜勢を牽制しつつ毒菱や鬼火まもみがで色々詰めれそうなミミッキュを使用。

敗因としては、カイリューサーフゴーとかいう並びを完全に舐めていた。ミミッキュで雑にやればどうにかなるだろと思ってたけどナイトヘッドで倒せないので全然無理。今考えれば当たり前すぎて面白いくらいな話で、さすがに環境に置いてかれすぎ感。S1,S2の環境の動きかたがあまりにも早すぎて全くついていけなかった。

 

この2ヶ月で全然勝てなかったので相当萎えていた。

個人的に、Twitter上で立ち回るなら自分で納得いく程度の実績が欲しいと思っていたため、SV発売日からここまでずっとTwitter垢を動かさずにいたという話もある。鍵垢に引き籠もってたんだけども。

 

 

 

S3 最終54位

https://smeargleee.hatenablog.com/entry/2023/03/01/105404

普クエスパトラ@残飯

 (まもみが羽舞ルミナコリジョン)

飛ドドゲザン@チョッキ

闘クレベース@バンジ

水ミガルーサ@珠

毒ゴーゴート@マント

草キラフロル@襷

 

問題の諦めお遊びシーズン。

初めから統一パを組もうと思っていたわけではない。

僕はできれば軸3匹で構築の9割くらいを作りたいタイプで、このときたまたま考えていた軸がキラフロル+クエスパトラだった。

セグカミラッシャ環境に毒菱が刺さっていた。初手物理にはキラフロルからクエスでまもみが展開、初手特殊に一旦引き先になれるポケモンを用意し物理後投げさせてフロルパトラ展開作れれば形になりそうだな〜といった思考でたまたま「じゃあオモダカ統一パにしてみようかな」となる。ドドゲザンが上手く噛み合いそうだった。

軸は弱くないし、最終3桁くらいならワンチャン行けるんじゃないかな〜と思っていた。

実際には想定に反し、クエスパトラ枠をほぼクレベース投げで瞬間3桁やレート2000まで乗る。途中からクエスパトラの運用方法を自分の中で解釈できて更に伸びた感じで、最終日はほぼクエス投げだった。

といっても構築の6体ともちゃんと仕事してたのが良き。途中までクレベース結構使ってた辺りからも、オモダカさんが強い並び教えてくれてよかった〜ってなっている。

 

また機会があったら統一パとかやりたい。でも個人的に「統一パでしか勝負をしないひと」よりも「普通の構築で勝てる実力を示したうえで統一パで遊ぶひと」のほうがずっと面白いと思ってるので、いまは出来ないな。

 

 

 

 

第2回ポサシングルオフ(3/18) 優勝

https://www.youtube.com/live/2qGlaFDt6Jk?si=JZNoK6_LzBMJ_d0N

 

見返したら噛み合わせ過ぎてて笑ってしまった

最後の不意は明確にプレミだけど、これは技構成が割れてることに気づいてなくてタックルに怯えている。

クレベースの枠だけ変えてるが、別にクレベースが1番弱かったわけではなくて、ただ対ドドゲザンとかでしか投げなくなってるから他に上位互換いるよな〜ってなっちゃった感じ。

 

 

 

S4

休憩シーズン。

 

 

 

S5  最高2050(AM1時130位) 最終4桁

普ゲンガー@襷

炎キョジオーン@残飯

 (まもみが漬け再生)

霊メタモン@スカーフ

水ラッキー@輝石

草ゴチルゼル@カゴ

霊ウルガモス@ブーツ

 

S3で勝てたので精神的に余裕があり、相棒枠のゲンガーを使いたかった。

毒菱キョジ展開をするうえで障害となる竜舞地震カイリューや悪巧みサーフゴー、挑発コノヨ、パオイーユイその他諸々を炎キョジ+後投げ可能霊テラスメタモンで解決できるのでは?という思考から組んでみた。

この動きは普通に強かったが、不意のマントに対して強い回答になっていなかったのと、ゲンガーが道連れ持ちとはいえ数的不利をとりやすい関係上、カイリューの羽休めTODで詰みがちだったのが欠陥だった。

 

 

 

第38回シングル厨

予選7-0 本戦1-2 best33

https://www.youtube.com/live/QGhiJOQ9r9g?si=ynLboQW1YPA4d6Qi

構築はほぼ同上。でも全く同じで勝てないのはわかってたのでやむなくゲンガーをドヒドイデにしている。

配信卓へるぴんさん。

ラッキーで産みしなかったのがものすごいプレミ。馬鹿すぎ。

でもへるぴんさんはめっちゃ上手かった。

 

 

 

S6 最高2115(AM7時25位) 最高最終87位

https://smeargleee.hatenablog.com/entry/2023/06/01/233917

妖ハバタクカミ@襷

草ドヒドイデ@レッカ

電ディンルー@チョッキ

妖キョジオーン@残飯

 (まもみが漬け再生)

毒ゴーゴート@マント

飛カイリュー@メンハ

 

もともとの組み始めは「初手テラスカイリュー+癒やしの願いラッキー強そうじゃね?」からだったのが、ラッキーが消えてカイリューも投げなくなった謎の構築。

最高保存で最終23位だったらしく、潜ったことへの後悔とかは別にないけど、なんでいつも以上に勝てたのかは全くわからない。

構築も特になにか工夫があったわけではなくて、ただ僕がキョジオーンでまもみが噛み合わせて頑張ってるだけって感じの試合ばかりだった。環境のキョジオーンメタも普通にえぐかった覚えがある。

この構築で勝ちたい!とあんまり思えなかったのもあって、珍しく最終2桁でもそんなに良い思い出ではなかったりする。

やっぱり自分のモチベはおもろい構築で構築記事書くことなんだなぁと気づけた。

 

 

 

S7 休憩。

僕は1つの構築を組むのに他の人と比べても膨大な時間を使う人間で、前月に構築記事を書いてしまうとどうしてもあまりモチベが湧かないらしい。

使えるネタが無くなっちゃうんだよな。

 

 

 

S8

弱すぎて話にならなかった。

構築なさすぎてレギュ違うのにS6の構築握る始末。

最終5桁。

 

 

 

第39回シングル厨(8/11) 予選5-2 本選3-2 best12

https://www.youtube.com/live/Rumz4WjB9cU?si=n2YoS7DA5oVpDKKK

 

悪ウーラオス@襷

飛カイリュー@嘴

鋼サーフゴー@風船

妖イーユイ@眼鏡

妖ヘイラッシャ@残飯

妖ラッキー@輝石

 

前期の惨敗具合からとにかく構築がなく、自分のS6構築の組み始めで捨てた始点「カイリュー+ラッキー」を考えた。

アタッカー+ラキラッシャ軸はステロ欠伸など強い動きがあってとりあえず急造でもそれなりに戦えると予想。上振れ要素を歌うと地割れで確保し頑張ることにした。割と試行回数を稼げるのでやってることは強い。

実際にはカイリューより悪ラオスのほうが投げていた。

配信卓はA0さん。こっち視点は選出の段階でチオンドヒドがめちゃくちゃキツかった。初手テラスしたとき隣のA0さんがなんか苦しそうな反応してたので訳がわからなかったが、選出判明して納得。あとで聞いたがA0さん視点ではイーユイがめちゃくちゃキツく、初手からスカーフ切って動かざるを得なかったらしい。完全に上手く噛み合わされたのでやっぱりA0さんが上手だったなぁって感じ。プレイングはあんまり後悔ない。

顔出し配信卓だったの後で知ってびっくりした。なんかあのとき寒かったので震えながら対戦してもうてます。

 

 

 

S9 最高2060(AM8時130位)

草キラフロル@襷

鋼カイリュー@シュカ

霊テツノツツミ@エナジー

飛ランドロス@鉢巻

水キョジオーン@残飯

妖ヌメルゴン@チョッキ

 

この後数シーズンに渡って基本軸になる構築。

とりあえずフロルツツミカイリューがそこそこ強いです、って感じ。あんまり厳密に脳内シミュレーションして組めてるわけではなくて、普段より実践寄りの組み方をしている。何故ならこのルールが難しすぎたから。

脳内想定のウーラオスが全ての机上論を破壊するので、いつものように構築作るのを完全に諦めている。

カイリューは竜舞にカイリュー後投げされたときに強めな鋼シュカ竜舞型。アイヘ連打しとけばアンコールされてもそこそこ通りが良いし、地震を1回受けれるので相手の計算が狂う。

 

 

 

 

雷撃2nd(9/9) 予選4-3 本選3-1 best8

構築はほぼ同上。best4は逃した。best8から配信卓になりそうだったのが両者SwitchLiteだったため後回しにされちゃったのが悲しみ。

でも全然自信なかったので満足寄りな結果だし、best4の観戦が最高に楽しかった。

 

 

 

S10 最高2072(28日午後瞬間1位)、最終6000位

草キラフロル@襷

鋼カイリュー@シュカ

霊テツノツツミ@エナジー

水ボルトロス@眼鏡

炎アーマーガア@残飯

 (プレッシャー まもみがボディプはねやすめ)

毒ドオー@ヘドロ

 

脅威のレート380爆散構築。前期とほぼ同じベースで、毒菱+アーマーガアの強さに気づいたので取り入れてみただけ。敗因はとても言語化しづらいが、なんにでも勝てるしなんにでも負けるような構築が噛み合いで上下してた感覚はある。

でも、キョジオーン舐めすぎなのはさすがに良くなかった。キョジオーンを舐めていいシーズンって存在しないんだろうなぁ。

 

 

 

 

S11 最高2092 最終4桁

草キラフロル@マント

竜ドラパルト@鉢巻

鋼イエッサン♂@チョッキ

鋼ケンタロス炎@オボン

妖アーマーガア@残飯

普ドオー@ヘドロ

 

S9,S10と使っていた構築に色々と試行錯誤した結果、元々軸だったカイリューテツノツツミが消えてしまったやつ。

構築組んで下旬2桁が安定してた頃はめちゃくちゃ自信あったのが、潜るほど欠陥が出てきて、最終的には21チャレ3回落として爆散。

 

組んだ思考としては、

・プレッシャーまもみがアーマーガアが最強だと信じてる

・キラフロルで選出誘導から初手毒菱のドオーが強い

・アマガドオーだと重くなるウーラオスやオーガポンに強くて立ち回りの広がる鉢巻ドラパルトで補完

の3体を基本選出とし、

 

・フロル入りなので補完のノーマルは欲しい

 重いパオジアンをドラパルトで上から倒したい

  →HCイエッサン♂

・重いパオジアンと炎ポン、悪ラオスを受けたい

  →HB炎ケンタロス

・キョジオーンが重くて枠がないので選出誘導枠のキラフロルにマント持たせといて毒化粧でキョジオーガポンの並び潰す。

 

といった経緯。初手カミやガチグマにドオーで毒菱撒いてアマガで嵌めたり、イエッサンで対面処理してからケンタドラパで詰めたり、といった動きは強かった。鉢巻ドラパルトは相手のカミを対策できている条件下で世間の評価より5倍強い。

直接の敗因としては連撃ラオスとイーユイがかなり重かったことと、見せキョジ構築に強い解答がなかったことだと思っている。でも運が良ければ最低でも2桁は乗れてたのでしゃーないかな~って感じ。

 

 

話を抽象的にすると、このルールは見せキョジや欠伸ガチグマ、あと型の種類が増え続けるスケショカイリューその他諸々の影響で、選出3匹で対応しなきゃいけない範囲が広すぎる。なんならその対応策が相手側を狂わせる見せキョジって悪循環になってる気がした。

そのぶんこういうギミックっぽい構築はどっちかといえば追い風寄りだったと思っていて、環境的に明らかに毒菱が強く、プレッシャーまもみがアーマーガアには実際、頑張れば全てを覆せるだけの性能があった。

ただそういうギミックっぽいのに強いのがキョジオーンやら連撃ラオスやら眼鏡イーユイやらで、そいつらに順当に負けていたのがこの構築の限界だったという感じ。

僕の考察力の限界でもあるだろうし、そもそもの着想の限界とも言えそう。個人的には「上振れて勝てる圏内の構築なら良し」でやってるので、今回のはまあ勝ててた寄りだから運が悪かったでいいかな〜と思っている。ラオスもイーユイも重かったけど別に勝てないわけじゃなかったし。

それはそれとして、プレイング甘いところも明らかに出てたので、そっちを反省したいなぁ。

 

 

 

 

S12も休憩シーズン。

フーディンにたくさんリボンをつけている。

Ptバトルタワーが辛すぎます。助けてください。

 

 

 

 

 

 

僕自身めっちゃ机上論プレイヤーなため構築経緯というものを1番大事にしていて、それが無いシーズンはあんまりやる気が出ない。

必ずしも独自すぎるポケモンとか入れたいわけではなくて、でも構築に色が出るとモチベが上がるのはある。

しかし今世代はポケモンのパワーがえげつなくて、机上でカバーしきれない部分というのが無限に湧いてくる。パオジアンとか、ウーラオスとか、サーフゴーとか、〇〇型カイリューとか、1匹の存在で構築理論が半壊することが多い。

特に前期は見せキョジとか流行ってたぶん顕著で、対応しなきゃいけない範囲が広すぎたから、構築段階で全部想定して基本選出で余裕の全対応、なんて出来る人間はほぼいない。どうしたってプレイングスキルが勝因のかなりの割合を占めてしまう。

その点僕はプレイングに関して相当終わってる寄りで、剣盾の頃から勝因の殆どを構築に依存していたため、今世代のポケモンで安定して勝ててないのかなぁって感じがする。

まあ、最近は最終日前まで結構勝ててるようなことが多いし、なんか流れが来たらそこそこの結果は出せると思ってるんだけどなぁ。

 

プレイングもっとちゃんとできるといいね。

 

 

 

自分がいま大学3年で、来年の今頃どうなってるかわからない。のびのびポケモンやれるうちに満足いく結果をちゃんと出しておきたいなぁ。

…いや、もう既にのびのびゲームしてて良いような時期ではないんだけども………。

なんちゃら活動するの嫌だよ〜😭😭😭😭😭😭😭😭

【S6最終87位(最高2115 最終2078)】ドヒドキョジオーン

 

Daubと申します。

今回は、SVランクバトルS6の構築記事を書かせて頂きます。

よろしくお願いします。

以下常体


f:id:Smeargleee:20230602001655j:image

 

結果

TN:エミリー

最終順位:87位

最高レート:2115 .881  (最終23位相当らしい。)

最終レート:2078 .111

 

 

構築作成の経緯

前期から使っていた レッカドヒドイデ+まもみがキョジオーンの並びがお気に入りだったため確定。相方として最適だったチョッキディンルー、合わせて対面的に動けそうな襷ハバタクカミを採用した。

補完にはディンルー再生ができる特殊受け枠の癒しの願いラッキーと、キョジオーン対策のマントカイリューで最終日の前日まで戦った。

最終日目前に、特殊受けのラッキーを殆ど選出していないこと、カイリューでキョジ+アマガを貫けないこと、ドヒドイデ+チオンジェンの並びが崩せないことを見直し、すべてを解決しながらほかに欲しい要素も満たすゴーゴートを採用。

1枠余ったので、ディンルー+カイリュー+サーフゴー相手に勝率を伸ばせるようにメンハカイリューを採用して6匹を確定した。

 

 

個体解説

妖ハバタクカミ@気合の襷

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C特化CS

 

雑に採用したが、今回の構築で1番強かった。

初手対面性能や裏から一掃する性能が高く、現環境の殆どの構築に出していけるスペックがあった。特に、カイリュー+サーフゴーの並びに一貫するアタッカーはキョジオーン入り構築を使う上で必須の要素だった。

そのうえで現環境に襷ハバタクカミが存在しない事実が大きく、構築の並びの「受けル+超火力アタッカー感」も相まって眼鏡と誤認させやすい。特に初手ガブリアスやイダイナキバなどの対面でシャドボ安定になるのが大きく、テラスタルを切らせながら対面突破するようなことも珍しくなかった。撃ち分けるC特化ショックはドオーやテツノドクガ入りにも簡単に一貫する。

ウェポンはシャドボムンフォショックの3wで完結しているため、受け構築と噛み合いのいい滅びの歌を採用。ラス1滅びの気持ちよさに生を実感した。

 

草ドヒドイデ@レッドカード

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HB特化

 

どんな環境で構築を組んでも1度は必ず構築入りしてくる実質相棒枠。

今回はレッドカードを採用し、初手身代わりのハバタクカミイーユイテツノカイナetc…を黒い霧連打で流したり、チオンジェンを退場させ毒菱を踏ませたりしていた。上手く扱わないと簡単に事故る難しい持ち物だが、環境にはマッチしていたと思う。

初手パオジアンの剣舞をみたら電気テラバ一点読みでディンルーを投げ氷柱を撃たせる危ない立ち回りをしていたが、決まらなかったことは一応無かった。それ以前にA特化鉢巻電気テラバでたまにワンパンされるのだが、それも数は少なかったのである程度割り切って動いた。パオジアンが強すぎるのが悪い。

テラスタイプは宿木と地震の一貫を切れる安定の草。

終盤は毒菱+キョジオーンが流行しており、またドヒドイデ自体も何故か個体数を増やしていたためこちらから見えない対策を用意されがちだったのが、前期から戦法を変えていない私にとってあまりにも想定外だった。環境が向いていればもっと強かったのになぁ、という感想。

 

妖キョジオーン@残飯

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S…同族(ラッシャキョジ)意識

 

今回のまもみが枠。環境的にはかなり逆風だった。

理由は環境の全カイリューがアンコはね地震の型だったせいで役割遂行が難しくなっていたことと不意の隠密マント持ちの大量発生であり、実際それで負けることがとても多かったが、持ち前の圧倒的スペックでなんとか頑張って立ち回った。

どちらかといえば毒菱まもみが展開ではなく、サイクルで削りながらTODも狙うような運用が主だった。

テラスタイプはフェアリー。理由は鉢巻パオジアン。

 

電ディンルー@突撃チョッキ

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HD…特化眼鏡カミのテラスムンフォ耐え

S…ミラー意識

 

うつわ。ちょっと小さめ。

サーフゴー対策枠だが、汎用特殊受けかのような選出の仕方をしていた。

サーフゴー対策と言いつつ同居するカイリューに何もできないのがかなり弱かったが、それでも立ち回りを頑張ればサイクルですべてをなんとかできるだけのスペックがあったためずっと使っていた。

ハバタクカミの圧倒的フェアリー打点をテラスタルで半減してくる相手に対し、また毒菱の一貫を切ってくる毒タイプの相手に対して地面打点で補完がとれる。

水や飛行のサーフゴーを倒せなければ成り立たないためテラスタイプは電気。切ると地面の一貫ができるのはもちろん辛い。

 

 

毒ゴーゴート@隠密マント

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S…アーマーガア意識

 

最終日投入枠①。 いっさいの妥協なく採用したポケモン。

チオンジェン+ドヒドイデの並びを毒テラス草食で完封し、テツノドクガは地震で咎め、キョジオーンを宿木で嵌めアーマーガアの上から回復できながら、高速回復技の存在でステロキョジ相手に残飯なしでもTODに備えながらサイクルを回せ、ついでに毒菱の入ったテツノツツミなどに受け出しからミルク連打で勝つ特殊受け枠でもある。これら求める要素の殆どを満たせないチオンジェンでは誠に残念ながら比較対象にもならない。というかゴーゴート以外に存在しない。

ゴーゴート投入のおかげで不利構築のいくつかを潰せたため、最終日のレートに大きく貢献してくれた。役割対象構築にはほぼ投げたため選出率も相応に高い。

許せゴーゴート、これで最後だ

 

飛カイリュー@メンタルハーブ

f:id:Smeargleee:20230601230104j:image

H…4n-1

A…1舞テラバで環境のHAカイリュー(H244-B28振りライン)をマルスケ込み確2

S…1舞で135,136族抜き

 

最終日投入枠②。 可能性は感じるが考察不足の枠。

ドヒドキョジ構築の性質上投げられやすいディンルー+アンコカイリュー+眼鏡サーフゴーの選出に対し、初手ハバタクカミでディンルーに突っ込んで、水や妖テラスなら削れるし、毒や鋼テラスなら地震が通る。現環境のカイリューサーフゴー選出は竜舞カイリューに対してHAカイリューのアンコールで対応しているため、メンタルハーブで無効化することで全抜き体制を作れる算段。

実際この動きを決めることはできていたが、今回の構築ではカミカイリュー@1と並べて投げて強いポケモンが存在しておらず、なにか想定外が起きたときに対応しきれないことが目に見えていたため選出率は控えめにしていた。選出時の勝率は高めだがそもそも5回くらいしか投げてない。

 

 

基本選出

①ドヒドイデ+ディンルー+ハバタクカミ

  サイクル → カミで一掃 (→ラス1滅び) 

②ハバタクカミ+ディンルー+ キョジ/ドヒド

  カミで荒らし → サイクル (→カミでトドメ) 

③ドヒドイデ + キョジオーン + ディンルー

  毒菱展開 → 有限ループ

その他、チオンドヒドやキョジアマガなどにゴーゴート。

 

 

 

総括

正直、構築は強くなかったと思う。ハバタクカミやディンルーが単体で強かったのと、あとはドヒドキョジの練度で勝っていた印象が大きい。最も致命的なのが現環境最メジャーである ディンルー カバルドン カイリュー サーフゴー の全てがなんだかんだ重かったことで、想定外の同系統流行で対策が張られていたことはあくまでその次点。一応環境のすべてに対応できる構築を組んだつもりだが、最メジャー相手に安定させられなかったのが大きな反省だった。

 

 

最後に

シーズン最後に溶かしたのは残念ですが、初めて最終2桁確定ラインですぐに辞めずに自分の限界まで潜り続けることができたため、 それが重要なのだ と思いました。

つぎにチャンスが来れば、今度こそもっと良い成績をとれるように頑張ります。

 

ご清覧ありがとうございました。

何かあればTwitter(@Smeargleee)のDMや記事ツイートへの返信、あと今月中は質問箱を開けておくのでそちらでも。

 

【S3最終54位(2181)】トップチャンピオン!



Daubと申します。

今回は、SVランクバトルS3の使用構築記事を書かせて頂きます。

よろしくお願いします。

なお、ふだん構築記事は常体で書いているのですが、今回は敬体で書かせていただきます。この場を借りて皆様にお伝えしたいことを記事の最後に書いておりますので、ぜひそちらのほうにも目を通していただければと思います。

 


f:id:Smeargleee:20230301083548j:image

オモダカパ

 

結果

最終順位    :54位

最高・最終レート:2181.529

 

経緯

S1.S2は普段から愛用している受け寄りのサイクル構築で真剣に取り組みましたが、あまりにも勝てず、さらにS3はパラドックス解禁環境。S2の頃から、「俺は今季勝てなかったら来季はやる気が出ないと思う」と言っていました。

実際にS3が始まると、それでも真剣に構築を考えていましたが、環境に対抗できる勝ち筋を見つけられない。環境当初で0戦の私の机上論での話ですが、パラドックス環境は受けに逆風すぎました。(受けで勝てた人は本当にすごい!)

もう今期はお遊びシーズンにするかぁ、と思い考察を始めたのが、キャラや並びが好きだったこともありオモダカさんの構築でした。考えるうちに、もしかしてこの構築は本当に強いのではと気づき、ガチ構築作成の参考にするために実践投入。もともと有限サイクルは苦手な自分だというのに、使ってるうちに驚くほど勝ててしまい、楽しくなってきてしまって、また皆さんの応援に応えたいと思って、シーズン最終日まで使いました。

 

基本選出

キラフロル + ドドゲザン + クエスパトラ

キラフロル + ドドゲザン + クレベース  

上記で対応できない相手 

ミガルーサ (選出率10%)

ゴーゴート (選出率5%)

 

個体解説

 

草キラフロル@気合の襷


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こいつがいると、初手にサーフゴーやハバタクカミが出されやすいですが、その場合にも展開を作れる算段になっているため、殆どの試合で先発。

基本的には1発殴ってから引く。ドゲザクレベース選出のときはドドゲザンのHP管理がシビアすぎてサイクルクッションが必須だし、クエスパトラ選出時はクエスパトラが死に出し限定且つできるだけ毒菱を撒きたいため、いずれにせよ先発対面で切ってしまうと展開が厳しくなってしまいます。

初手サーフゴー対面で上から大地の力が通った場合は、次で必ずパワージェムを押していました。C特化キラフロルの圧力からか引かずに飛行テラスを切ってくる場合が多く、次点で神速持ちカイリュー等への交代のため、爆アドを取りやすいです。

個人的にステロ撒きの襷キラフロルは評価していないため、アタッカー性能最大のフルアタCS。草テラスはガッサ対面などでしばしば使う。チョッキドドゲザンはハバタクカミのC特化眼鏡ムンフォで確2を取られるためキラフロルで初手のシャドボ以外をけん制しているが、実はCSキラフロルも確2をとられるため、あんまり対策になってません。(さすがに眼鏡ムンフォで突っ込まれることは少なかった)。

 

 

 

 

飛ドドゲザン@突撃チョッキ


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全人類にギロチンがバレていても結局最強の総大将。初手はハバタクカミやサーフゴー対面でも一旦キラフロルで突っ張り、削ってからドドゲザン引きすることが多かったです。この動きをすると、ハバタクカミのシャドボやスカーフサーフゴーに安定した受けができ、また次に引き読みギロチンを押せる。現環境でチョッキドドゲザンが不用意に殴っても取れるアドは薄い場合が多く、また再現性高く3割の試合を勝ち試合にできるため、単純に勝率が上がります。

飛行テラスは地面格闘の一貫を切り、アーマーガアの対面等でギロチンの試行回数を確保するため。調整はよくわからなかったのでHA。

 

 

 

 

普クエスパトラ@残飯


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H…16n+1

B,C…調整を変えるうちにごちゃごちゃに。あんばい。

S…イダイナキバ抜き。2加速でブーストカミ抜き。

 

ネタとして考えていたオモダカパを実践投入しようと思ったきっかけ。いつもまもみがの使い手を研究する宗教に加入しているので、その一環としての産物です。実際に使ってみると思ったより弱かったため最初はクレベースのほうをよく投げていましたが、私の練度が上がるにつれてガチ最強のポケモンになりました。

物理相手にキラフロルを切って毒菱撒きからフェザーダンスと身代わりで嵌めにいく動きが主。キョジオーン、イダイナキバ、コノヨザルetc…などこの構築で重そうに見えるポケモンは全て起点にし、毒菱の通る全ての相手を完封し、またフェザーダンスで起点も作ります。

サーフゴーはシャドボ+ ゴルラ/気合玉 の2wが基本で、ノーマルテラスまもみがでPP8を全て枯らせるため、これも起点対象になりえます。マントテラバを確認したらドドゲザンで格闘テラスさせ且つ削っておく必要があるので少々面倒になりますが…。他にもラス1眼鏡テツノツツミのドロポンや眼鏡テツノドクガの炎舞のPPを枯らして勝った試合もありました。

不意に来るマント持ちのカイリューやサーフゴーなどはキツいですが、クエスドゲザの並びで頑張れます。1匹で相手の構築を半壊させ綺麗に勝つ展開を作りやすく、全体の安定した勝率に1番寄与してくれた神ポケモンです。

 

 

 

 

 

闘クレベース@バンジのみ


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物理耐久の化け物。ドドゲザンと並べて出します。

氷柱落としを引き際のハバタクカミに当てれば毒ダメ数回圏内まで入るためアドをとれるし、1鉄壁テラスボディプレは無振テツノドクガが半減でも62.5%の乱1まで入る。物理ATとの対面を作り特殊ATに交代させ頑丈を盾に突破すれば、混乱実でまた物理を相手にできるため詰め筋になれます。

プレイング次第ではとても強く使えるポケモンでした。

 

 

 

 

 

水ミガルーサ@命の珠


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カバルドン、アーマーガア、ヘイラッシャetc…を落としてドドゲザンを通す運用が主。斬れ味込みでかなりの高火力になり、ドヒドイデに打点を持ち、命懸けまであるため、崩し性能なら最強クラスだと思います。

めちゃくちゃ扱いづらいですが、アクアジェットのリーチも長く、悪い腐り方はあまりしません。格闘クエスパトラに対しまともな回答になるのもこいつだけ。

アーマーガアよりちょっとだけH種族値が低い。惜しすぎる…。

 

 

 

 

 

毒ゴーゴート@おんみつマント


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見せポケだなんて言わないでください。最終日だけでも3回選出してます。

クエスパトラをどうしても通せない構築にキョジオーンがいる場合、ハバタクカミ、モロバレル、ミトムなどが並んでいてサイクル勝ちできる未来が見えた場合に選出。

毒テラスタルでハバタクカミのムンフォ半減、マジフレ等倍、サイコショックはドドゲザンと補完を取れます。

最終日には、相手の眼鏡ハバタクカミ+スカーフトドロクツキ+残飯ヘイラッシャに対し、毒ゴーゴートでまもやどしながら拘り技をドゲザクレベースで流しまたゴーゴートを投げる…といったサイクルで完封した試合がありとても面白かったです。

 

 

 

 

 

 

 

重いポケモン

テツノドクガウルガモスジバコイルハッサムテツノブジンマントカイリューマントサーフゴーミトムサザンドラドドゲザンラウドボーンクエスパトラアーマーガアブラッキーイルカマンetc…

きついポケモンは多いです。今季は上位帯ほど恐らくジバコハッサムあたりの評価が低くなっており、そのぶんクエスパトラの通りがよかった印象がありました。

 

 

 

おわりに

色々ありまして、今回はいつもと比較にならない多くの方々に応援して頂き、最終日まで戦い抜くことができました。今回の私の結果と記事がもしもなんらかの形で皆様のためになることがあれば、私としてもこの上ないことでございます。

さて、今回いろいろあったなかで、本当にありがたいことに、多くのかたが私に反応やメッセージを寄せてくれました。なかでも多かったのが、「私も○○という人に××されて辛かった(具体的な内容は伏せますが、ネット上での誹謗中傷)」という内容です。

ゲームはあくまで楽しむためのツールであり、SNSはその楽しみを共有する場所であり、ゲーム内でのあらゆる行いはSNSでの誹謗中傷に正当性をもたせない、というのが私の考えです。皆さん深く傷ついているご様子でした。実績や拡散力が伴わなければ被害を訴えても見向きもされないと。今回私は偶然に偶然が重なって拡散力を伴い、一瞬でも問題を界隈の話題にすることができました。願わくばこれをきっかけにそういった問題が少しでも減れば、と思います。

短いですがDMをくれたかたとの約束をここに果たしました。

 

ご清覧ありがとうございました。

なにかあればDMや質問箱までお気軽に。

8世代を振り返る

お久しぶりです。Daubです。

今回は8世代総括の記事を書いてみました。9世代に備えてということで、主に歴代の使用構築に関してです。謙遜抜きでメモ程度の駄文なので、見たい方は見たい部分だけ読んでみてください。といってもメモなので目次はありません。てへぺろ

 

 

S1~S17

積もる話もありますが、ランクマについて話すことは特にないので今回は割愛。マイオナ道を邁進しておりました。

 

 

 

S18 冠

最終660位 (1886)

初最終3桁。順位を目的にランクマに潜ったのは初めてだったかもしれない。構築は意外にも対面構築。ちなみに大学1年の5月にあたる。

 

使用構築

エースバーン@珠

Gファイヤー@嘴

ミミッキュ@アッキ

悪ウーラオス@襷

カプ・レヒレ@残飯

ウツロイド@ハーブ

 

基本的にエスバかGファイヤーで初手ダイマ、鉄壁瞑想レヒレウツロイドで詰めるだけの構築だった。自分のツイートを見返したら、「対面構築は性に合わん」と言っていた。この時点で自己最高の結果を出したくせに何を言ってるのかわからない。

 

 

 

S19 冠

最終3170位

どうやらシャワーズに愛着が湧いたらしく、ずっと連れている。シーズン中に実況者のバ○ビーさんとマッチングしており、初めて動画化された。見返すと自分が弱くて恥ずかしい。

 

使用構築

エースバーン@珠

Gファイヤー@嘴

ウツロイド@ハーブ

ランドロス@オボン

シャワーズ@残飯

悪ウーラオス@襷

 

意地HBランドを初めて触ったのがどうやらこのときらしい。ここから長い付き合いになる。

 

 

 

S20 冠

最終1740位 最高レート1902

初1900を達成。このときの構築軸は今でも冠レギュをやるときには使いまわしているもの。以降ずっと私の構築テーマになる「半受けル」のような構築軸を初めて使ったのがこのシーズンだった。

 

使用構築

ドヒドイデ@ヘドロ

Gヤドキング@チョッキ

ピクシー@残飯

ランドロス@オボン

悪ウーラオス@鉢巻

カミツルギ@珠

 

ラオス… 252-76-180↑-↓-×-×

ドサイマンムードリュブリザポスGヤドキングetcを見たかったらしい。

Gヤドキング地震持ちなのもえちえちポイントが高い。リモート大学生の潤沢な時間を贅沢に考察に充てていたことが窺える。

 

 

 

S21 ダイマ無し

最終417位(2000)

初めて構築記事を書いたシーズン。ここまでの自己最高レートは1902だったので、初20は嬉しかった。最初はダイナ軸受けルを使っていたらしいが、記憶にない。

 

使用構築

フーディン@襷

イベルタル@嘴

ヌケニン@ブーツ

ナマコブシ@残飯

ハピナス@抜け殻

ウオノラゴン@鉢巻

 

後の自分の構築軸を確立しつつあるのがわかる。相棒枠のフーディンは、この少し前に相棒入りで結果を出したある人の影響を強く受けている。イベヌケの軸が環境的にそこそこ強かったのと、ワイボザシアンがかなり少なかったことが追い風になった。サンダーを鉢巻ウオノラゴンでみるとかしていたのは、思えばかなりの欠陥である。

 

 

 

S22 ダイマなし

最終2486位

記録にはダイナ軸受けルとグラードン軸サイクル構築が残っているが、どちらもそんなに使った覚えはないので本命の使用構築は不明。というより遊んで終わったのかな

ちなみにシーズン中、実況者のく○こさんにマッチングし動画化されている。あまり嬉しくなかったが、怒るようなことでもなかった。

 

 

 

S23 ダイマなし

最終802位

思い入れのあるダイマなしレギュの最後ということでかなりの対戦数をこなしたが、あまり奮った結果は出なかった。

 

使用構築

フーディン@襷

ザシアン@剣

ヒートロトム@眼鏡

カプ・レヒレ@ゴツメ

カバルドン@オボン

ウオノラゴン@鉢巻

 

 

 

 

S24 竜王戦

最終7268位

 

余談:公式大会ジムチャレンジ最終21位

使用構築

ニンフィア@残飯

ドヒドイデ@ヘドロ

Gヒヒダルマ@鉢巻

ヌオー@オボン

トゲキッス@ピントレンズ

フライゴン@スカーフ

 

 

 

S25 竜王戦

最終86位(2013)

初最終2桁を達成できた。かなり個性的なポケモンを使っていたのもあり、最高だった。

 

使用構築

ゼルネアス@残飯

ラッキー@輝石

ヌオー@ゴツメ

ヤドラン@バンジ

バシャーモ@珠

Gヒヒダルマ@スカーフ

 

受け構築を組むにあたって相手のイベルタルとウーラオスに机上段階から困らされたため、何故か至ったゼルネアス。ザシアン軸とオーガ軸とイベル軸には確かに勝率を確保できていたが、後から考えてみればあまりにも黒馬とゼルネが重すぎる。本当にどうしていたのかわからない。バシャとダルマがどう考えても違うので、実は構築の完成度にはかなり不満。

このシーズン以降、ゼルネアスの残飯使用率が伸びていたり、残飯ゼルネとのマッチング報告をたびたび聞けたり、自身も改善された残飯ゼルネ構築とマッチングしたり、自分のことをこれまでより多くの方に認知してもらえたりと、嬉しい出来事がたくさん訪れた。

 

 

 

S26 竜王戦

最終1423位 最高レート197×

S25で最終日を目前に相棒枠フーディンを解雇しヒヒダルマを採用したのが少し勿体なかったと感じていたので、相棒枠ゲンガーを採用している。しかし勝ちきれなかった。

 

使用構築

ゲンガー@襷

ゼルネアス@残飯

ラッキー@輝石

ヌオー@ゴツメ

ヤドラン@バンジ

ヒートロトム@眼鏡

 

ゲンガー…シャドボ ヘド爆 不意打ち 滅びの歌

ゼルネ・黒馬対策に採用。

 

 

 

S27 7ヶ月

最終1457位 最高レート197×(ツイートによるとらしいけど、全く記憶にない)

 

使用構築

ルナアーラ@オボン

ムゲンダイナ@ヘドロ

メタモン@スカーフ

ハピナス@傘

ヌオー@ゴツメ

バンギラス@残飯

 

この構築に関しては、何故か記憶にない。ルナアーラがいまいちだったことだけ覚えてる。

 

余談だがこの月、実況者のく○こさんが

「【革命】※この技構成実はガチなんです。”伝説2体ルールのみ”活躍できる超変態型『ゼルネアス』知ってる??【ポケモン剣盾】」

という動画を出している。ゼルネの調整技構成は全く私と同じである。未だに許してません。まじでありえなくね?

 

 

 

S28 7ヶ月

最終82位(2015)

2度目の最終2桁を達成。序盤に構築を組めたときからかなり自信があり、練度を高めて臨めた。

 

使用構築

ザシアン@剣

カイオーガ@チョッキ

ランドロス@オボン

ドヒドイデ@ヘドロ

ナットレイ@残飯

バンギラス@カゴ

 

実際、サンダーが重すぎる以外はそこそこ強い構築だったと思う。受けと攻めで足並みが揃っていないあたり美しい並びとは言い難いが、ドヒドナットバンギはザシオーガに挟んで切り気味に後投げサポートしたり、禁伝を一切出さずに受けル選出をしたりと、かなり役に立っている。

過去2回の構築記事もそうなのだが、最終日より前の日に書いていることもあり、参考にしていただいた報告も聞けて喜ばしかった。

S25からこのシーズンにかけて急速に自信を膨らませていく私だが、残念ながら8世代中で記事を書けるような結果を出せたのはこれが最後になる。

 

 

 

S29 7ヶ月

最終4705位

構築の記録なし。

 

余談:葉桜予選5位

使用構築は前期のもの

 

 

 

S30 7ヶ月

最終2837位

5/27、1900に乗ったツイートをしている。

以降、何故か自信を感じたらしくフーディンを構築に入れ、結果死ぬほど溶かした。

 

使用構築

フーディン@襷

ムゲンダイナ@ヘドロ

ゼルネアス@ハーブ

ラッキー@輝石

ヌオー@ゴツメ

ブラッキー@残飯

 

フーディン…サイキネイカサマ電磁波挑発

欠伸ループからのゼルネアスは普通に強かったが、あくまで普通だったという感想。自分には向かなかった。

この構築の他に、スカーフ蜻蛉イベル+ドヒドディアルガのサイクル構築なんかも考えていた。おしゃれポイントが高い。

 

余談:プレファイト大将戦1位・本戦チーム4位

使用構築

ザシアン@剣

黒馬バドレックス@襷

ラッキー@輝石

ドヒドイデ@ヘドロ

ナットレイ@残飯

ミミッキュ@レッドカード

 

 

 

S31 7ヶ月

最終445位

6/14、6/26、と2度1900に乗ったツイートをしている。そこから勝ちきれず無念。

 

使用構築

Bキュレム@珠

ムゲンダイナ@ヘドロ

ラッキー@輝石

ヌオー@ゴツメ

エアームド@オボン

ブラッキー@残飯

 

前期のゼルネアス軸に依然自信を感じていたらしく欠伸展開を使い続けているが、この構築では先発キュレム出しをすることが多く、思ったような欠伸展開をすることはなかった。キュレム単体としては強かったと思う。

 

 

 

S32 7ヶ月

12戦しかやってなかった。前期でよほど萎えたらしい。

 

 

 

S33 7ヶ月

最終126位 最高レート1985

放置していたら最終99位か100位。

かなり惜しかったシーズン。

 

使用構築

イベルタル@ブーツ

ザシアン@剣

ドヒドイデ@ヘドロ

ポリゴン2@輝石

ヌオー@ゴツメ

ガマゲロゲ@珠

 

オーガ軸・ホウオウ軸がかなり重く、初手ダイマゲロゲがいかに頑張ってくれるかに賭けていた。安定感には欠けていたと思う。他の軸にはある程度勝率を出せていたはず。

余談:第2回ポケリーグオフ 5-3敗退

使用構築は同上

 

 

 

S34 全解禁

最終5416位

 

 

 

S35 全解禁

最終196位 最高レート1963

最高レートは放置すれば最終70位相当だったが、最後に溶かして終わった。

 

使用構築

ミュウツー@珠

エースバーン@ラム

ザシアン@剣

カイオーガ@スカーフ

イベルタル@アッキ

ヌケニン@ゴーグル

 

全試合でミュウツーかエースバーンの初手ダイマから展開、ほぼ裏はザシオーガで投げていた。

ミュウツー…大文字吹雪暴風岩石封じ

エースバーン…火炎珠ギガイン飛跳ローキック

特にエースバーンがかなり強く、この構築でかなり呼ぶ起点作成型のグラードンディアルガを全て起点にし、相手の裏のポケモンにダイアタックとローキックで負荷をかけて退場するムーブが綺麗だった。

しかしやってることは全ターン脳死プレイングで、個人的には勝てていたことが不満ですらあった。私に対面構築はやはりどうしても向いていないらしい。自己最高の結果を出し得たくせに何を言ってるのかわからないが。

 

余談1:ポケリーグオフ関東予選大敗

使用構築

ムゲンダイナ@ヘドロ

イベルタル@ブーツ

ラッキー@輝石

ヌオー@ゴツメ

バンギラス@弱保

メタモン@スカーフ

 

余談2:プレユナイトfinal1位・本戦大敗

使用構築

ドヒドイデ@ヘドロ

ナットレイ@残飯

Gサニーゴ@輝石

カビゴン@ウイ

ドリュウズ@珠

メタモン@スカーフ

 

余談3:(エントリー307名仲間大会)優勝

   DL版バイオレットを獲得。以前行われた別の仲間大会と合わせてSVを揃えることに成功。

使用構築

ゼルネアス@残飯

ラッキー@輝石

ヌオー@ゴツメ

バルジーナ@ブーツ

ヒトム@眼鏡

メタモン@スカーフ

 

 

 

 

 

 

 

来世代では本気出す。

 

 

以上

駄文すぎて申し訳ございませんでした。

 

 

【S28最終82位(2015)】ドヒドナット

Daubと申します。

今回はS28シングルにおいて最終レート2015を達成できたので記事を残したいと思います。

よろしくお願いします。



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結果

TN:P

最高・最終レート:2015

最終順位:82位

 

 

構築作成の経緯

「相棒ポケのゲンガーを使いたい」というのが出発点。

諸々の噛み合わせを考えオーガザシアンを検討。

日ネクホウオウダイナザシアン等を見れるのが偉いと思ったのでHB剣舞ランドロスを採用。残り2枠は適当に入れ替えながらランクマへ。

 

驚くほど負けた。普段はメタ外の構築を使う私なので、トップメタの構築の難しさを思い知った。しかしわかってきたこともあった。

日ネクにオーガ、ホウオウにオーガ、イベルにザシアン…と選出を強制されるのがすごく弱い。トリトドンやヌオーが代表的だが、相手の想像通りに動くと必ず厚い対策枠が用意されているのですべての試合がプレイング勝負になりイージーウィンが稼げない。

また対面駒が多いと受け構築で慣れた立ち回りが使えない。難しい。

 

収穫を活かし、「禁伝対策を分散できて汎用性のある受け駒」を組み込むことに。

結果、多くの禁伝への処理ルートを複数用意でき対応範囲も広い構築ができた。

受けポケモンが最低でも3匹は必要になりゲンガーは消えた。

 

 

 

個体解説

ザシアン


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H 基本の191

A 余り

B 特化巨獣斬の乱数が変わる程度

D 4

S 意地ザシアン確定抜き

 

環境の王。

選出率はすごく高いわけではなく、体感4-5割くらい。

環境の殆どのザシアンの上を取れたので偉かった。

 

カイオーガ


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H 16n-1

B 4

C 余り

D 4

S 準速マンムー抜き

 

有象無象を見れるポケモン。

選出圧力が最強で本構築のカギ。いなくても圧力だけで仕事する。

相手の構築にトドンがいるときにはトドン対策を厚くするか選出しないようにしていた。

 

ランドロス


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流用個体。

細かい調整意図は忘れましたがHBランドの基本形のはず。

日ネクホウオウダイナザシアン等を見れるのがすごく偉い。

 

ドヒドイデ


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HB特化

 

強かった。

サイクル性能、詰ませ性能、毒菱すべてが偉かった。

ザシアンに後投げしワイボ持ち以外詰ませ、ワイボも1発は耐えて仕事できる。

毒菱はトドン対策でもあるが、突っ張られると何もできないので対策としては不十分。それでもサイクル中で毒は強かった。

ホウオウやダイナにはTODも狙えるし、ザシアンをメタモンでコピーされても受け出せる。

 

ナットレイ


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HB A特化ラオスのインファ耐え

D 余り

 

流用個体。

オーガ、日ネク、ジガルデ(TOD)をやんわり見る枠として採用。

サンダーもHBが増えた今環境に鉄壁ナットが刺さっており、イージーウィンも狙えた。

 

バンギラス


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HD特化

 

黒馬・イベル対策。

チョッキと残飯を取られているので弱そうな型になった。

イベルを特殊読みして選出したほうが勝率が高そうだと踏んだときはバンギで見ていた。

 

 

立ち回り

vsザシアン

ドヒド+ワイボで突破されたとき用のザシアンで見る、ザシアンオーガランドで対面選出する、ドヒドナットのどちらかで見る等

ザシアンで上を取れる前提の立ち回りもよくした。

 

vsカイオーガ

ナットやオーガ+ザシアンの並びで見る。

 

vsイベルタル

オーガザシアン、またはバンギラス

 

vs黒馬

バンギラスまたはオーガ

 

vs日食ネクロズマ

ナット、ランド

トドンを警戒しオーガで見ないことが多かった。

 

vsホウオウ

オーガ、ランド、ドヒド(TOD)

 

 

構築の総括

・強い選出圧力をかけて警戒をずらす構築になったが、上手く決まったほうだと思う。

・禁伝を1体も選出しないこともけっこう多かった。

・ドヒドナットが偉い。日ネクトドン、ワイボ切りザシアン等にはイージーウィンが多かった。

・アタッカーと受け駒を組み込むことで対応範囲がとても広くなっていて、選出画面でどうしても苦しいような相手が少なかったのが偉かった。

・黒馬、サンダー、トドン等はどうしても重かった。ザシアンやオーガに対しての立ち回りが窮屈そうに見えるがそこまで問題には感じなかった。

・メタモンは出されなかった。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回の構築は自分のなかでは完成度が高いほうで、組んだときから自信があったし自己最高レートも更新できて嬉しい。

初めてレート20以上から更に潜ったのもいい経験になりました。

 

 

…それはそうとこの環境、好きなポケモンを使うのが難しすぎる。

 

何かご質問等ありましたら本記事コメント欄のほか記事ツイートへのリプ、DMや質問箱にて、喜んでお受けしますので是非よろしくお願いします。

 

ご清覧ありがとうございました。

【S25最終86位(2013)】残飯まもみがゼルネアス



Daubと申します。

今回は、S25シングルにおいて最終レート2013を達成できたので記事を残したいと思います。

宜しくお願いします。


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結果

TN:P

最高・最終レート:2013

最終順位:86位

 

 

構築作成の経緯

「受け駒で勝率が安定しそうなラキヌオーを使いたい」というのが出発点。

受け寄りの構築を作るにあたり、最も厄介なのが現環境で数を増やす珠イベルタルだった。

イベルタルに強くウーラオス含めた広くの面倒を見れるということでHBSゼルネアスを採用。

こうしてゼルネラキヌオーを軸に据えた。

 

加えて、

・ヌオーで見れない物理アタッカーを受けることができ、ナットレイにも打点を持つ物理受けヤドラン

・日ネク軸やザシアンエスバのような並びに刺すためのバシャーモ

を採用。あと1枠は最終日前まで相棒枠のフーディンを連れていたが、ほとんど選出できなかった。そこで

・終盤にホウオウ軸が増え、ダイナ軸もキツかったため岩打点持ちのGヒヒダルマ

を採用し構築を完成した。

 

個体解説

ゼルネアス


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H 16n+1

B 余り

S ウーラオス、イベルタル意識の最速

 

ほぼ選出する本構築の中心。変わった型なので少ししっかりと解説しようと思う。

ゼルネアス自体の採用理由は上記の通りなのだが、特にこの型の強みは幾つも挙げられる。

・残飯守るによりサイクル持久力が高い。

・電磁波まもみがによる運ゲリスクと択の遅延により、ゼルネアスザシアン対面でザシアン側が釣れなくなってゴツメダメを入れることができる。

・ジオコンの圧力によりあらゆるポケモンのダイマを誘うため、守るや電磁波が非常に活きる。

・TOD性能が高い。ナットレイやテッカグヤ、ヌケニンやドヒドイデ等の不利対面でも状況によって即TODに移行できる。

・ラッキーと一緒に麻痺を撒きまくることでまもみがで相手の全ポケモンを詰ませることができる。ヌオーのゴツメである程度削ればザシアンすら例外にならない。

・耐久が高く火力もそれなりにあるのでダイマを枯らすダイマが強い。

 

サイクルのたびゴツメを触るザシアンはあまり強くない。

受けの面倒なイベル、ラオス、ドラパ等は勿論、立ち回り次第で有象無象を見れる強いポケモンだった。もっと使われてもおかしくないと思う。

ちなみに物理耐久はHB特化ピクシーくらい。火力もダイマも残飯守るもあるのでなんとかなる。見た目上メタモンがまま来るが、コピー後決まって長考されるのがちょっと面白い。

選出率1位

 

ラッキー

 

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H 奇数調整

B,D 硬く

汎用特殊受け。ゼルネアスやバシャーモの一貫を作るために電磁波を撒く。本構築はナットレイやドヒドイデを非常に誘うため、そこに対しTODを狙える身代わり持ち。

選出率2位

 

ヌオー


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HB特化

普通のゴツメヌオー。ダイマを枯らしたり拘る技を見るための守る採用。

普通、ゴツメヌオーはザシアン対面で自己再生しか押せないが、本構築はザシアンに麻痺さえ入ればゼルネアスでも抗えるためある程度は強気な技選択も許された。

選出率3位

 

ヤドラン


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HB特化

ヌオーでは物理受けが務まらないので採用。1/3回復実で対ダイマ時の再生連打を強くしている。

ナットレイ意識の大文字だが一撃では倒せないのが非常に残念。未来予知はサイクル操作が出来る上意外なほど火力が出てよく役立った。

選出率4位

 

バシャーモ


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H 余り

A 足りていないため特化

S 加速×1で103族(ウツロイド)抜き

流行していた日ネクの対策枠。ザシアンエスバ等受け選出の困難な並びにも出すことがあった。

ゼルネアスとラッキーで強引に起点を作り通していく。Hにこれだけ振りダイマしていても簡単に落とされる低耐久は残念だが、よく全抜きを決めてくれるエースだった。

選出率5位

 

Gヒヒダルマ


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最速ASぶっぱ

最終日前日、思うように勝てない中で相棒であるフーディンを抜いて採用したポケモン。

ホウオウ軸に安定しなかったため、岩技枠として採用。ダイナ軸も意識した技構成だが、最終日ホウオウがおらずあまり選出しなかった。

選出率6位

 

基本選出

あくまで「することの多い選出」であることに留意。

 

vsザシアン軸

ゼルネラキヌオー

ラッキーをヤドランに変えたり、バシャーモを通すプランに変えたり柔軟に対応していた。ヌオー入りでも絶対にザシアンが選出されるので立ち回りやすい。

初手ゼルネザシアン対面で守るすると釣り交換先が見れて、更にザシアンに戻してくる隙に電磁波が入るため爆アドを取れる。

体感勝率6-7割

 

vsオーガ軸

ゼルネヤドラキ

眼鏡や珠持ちはしんどいがスカーフオーガが大半だった。

体感勝率7-8割

 

vsイベル軸

ゼルネラキ+物理受け

イベルタルを常に警戒しながら立ち回る。

体感勝率6-7割

 

vsジガルデ軸

ゼルネヌオー+@1

負けない。体感勝率10割


vs日ネク軸

ゼルネバシャ+@1

不利構築。バシャーモの一貫を作れるように動く。

体感勝率4-5割

 

vs黒バド軸

ゼルネラキバシャ

不利構築。電磁波で無理やり起点を作りにいく。

体感勝率3-4割

 

vsホウオウ軸

ダルマ+@2

十中八九TOD展開になるので初手から意識しつつ立ち回る。

体感勝率5割

 

vsダイナ軸

ゼルネラキ+@1

毒毒持ちダイナなんかはだいぶ厳しいが当たらなくてよかった。

初手ゼルネダイナ対面守るでマジフレを見てから電磁波まもみがで降参まで追い込んだことがあった。

体感勝率5割

 

 

最後に

下旬になるまで別の構築を使っていましたが、勝率が振るわず、今期は厳しいかもと思っていました。このゼルネ構築に辿り着けた結果僕の自己最高レートも最高最終順位も上回る結果が出てとても嬉しい。ゼルネアス最高。

相棒のフーディンとゲンガーをどちらも置いてきた心残りはあるので、次こそは頑張りたい。

何かご質問等ありましたら本記事コメント欄のほか記事ツイートへのリプやDMにて、喜んでお受けしますので是非よろしくお願いします。

ご清覧ありがとうございました。