【S6最終87位(最高2115 最終2078)】ドヒドキョジオーン

 

Daubと申します。

今回は、SVランクバトルS6の構築記事を書かせて頂きます。

よろしくお願いします。

以下常体


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結果

TN:エミリー

最終順位:87位

最高レート:2115 .881  (最終23位相当らしい。)

最終レート:2078 .111

 

 

構築作成の経緯

前期から使っていた レッカドヒドイデ+まもみがキョジオーンの並びがお気に入りだったため確定。相方として最適だったチョッキディンルー、合わせて対面的に動けそうな襷ハバタクカミを採用した。

補完にはディンルー再生ができる特殊受け枠の癒しの願いラッキーと、キョジオーン対策のマントカイリューで最終日の前日まで戦った。

最終日目前に、特殊受けのラッキーを殆ど選出していないこと、カイリューでキョジ+アマガを貫けないこと、ドヒドイデ+チオンジェンの並びが崩せないことを見直し、すべてを解決しながらほかに欲しい要素も満たすゴーゴートを採用。

1枠余ったので、ディンルー+カイリュー+サーフゴー相手に勝率を伸ばせるようにメンハカイリューを採用して6匹を確定した。

 

 

個体解説

妖ハバタクカミ@気合の襷

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C特化CS

 

雑に採用したが、今回の構築で1番強かった。

初手対面性能や裏から一掃する性能が高く、現環境の殆どの構築に出していけるスペックがあった。特に、カイリュー+サーフゴーの並びに一貫するアタッカーはキョジオーン入り構築を使う上で必須の要素だった。

そのうえで現環境に襷ハバタクカミが存在しない事実が大きく、構築の並びの「受けル+超火力アタッカー感」も相まって眼鏡と誤認させやすい。特に初手ガブリアスやイダイナキバなどの対面でシャドボ安定になるのが大きく、テラスタルを切らせながら対面突破するようなことも珍しくなかった。撃ち分けるC特化ショックはドオーやテツノドクガ入りにも簡単に一貫する。

ウェポンはシャドボムンフォショックの3wで完結しているため、受け構築と噛み合いのいい滅びの歌を採用。ラス1滅びの気持ちよさに生を実感した。

 

草ドヒドイデ@レッドカード

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HB特化

 

どんな環境で構築を組んでも1度は必ず構築入りしてくる実質相棒枠。

今回はレッドカードを採用し、初手身代わりのハバタクカミイーユイテツノカイナetc…を黒い霧連打で流したり、チオンジェンを退場させ毒菱を踏ませたりしていた。上手く扱わないと簡単に事故る難しい持ち物だが、環境にはマッチしていたと思う。

初手パオジアンの剣舞をみたら電気テラバ一点読みでディンルーを投げ氷柱を撃たせる危ない立ち回りをしていたが、決まらなかったことは一応無かった。それ以前にA特化鉢巻電気テラバでたまにワンパンされるのだが、それも数は少なかったのである程度割り切って動いた。パオジアンが強すぎるのが悪い。

テラスタイプは宿木と地震の一貫を切れる安定の草。

終盤は毒菱+キョジオーンが流行しており、またドヒドイデ自体も何故か個体数を増やしていたためこちらから見えない対策を用意されがちだったのが、前期から戦法を変えていない私にとってあまりにも想定外だった。環境が向いていればもっと強かったのになぁ、という感想。

 

妖キョジオーン@残飯

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S…同族(ラッシャキョジ)意識

 

今回のまもみが枠。環境的にはかなり逆風だった。

理由は環境の全カイリューがアンコはね地震の型だったせいで役割遂行が難しくなっていたことと不意の隠密マント持ちの大量発生であり、実際それで負けることがとても多かったが、持ち前の圧倒的スペックでなんとか頑張って立ち回った。

どちらかといえば毒菱まもみが展開ではなく、サイクルで削りながらTODも狙うような運用が主だった。

テラスタイプはフェアリー。理由は鉢巻パオジアン。

 

電ディンルー@突撃チョッキ

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HD…特化眼鏡カミのテラスムンフォ耐え

S…ミラー意識

 

うつわ。ちょっと小さめ。

サーフゴー対策枠だが、汎用特殊受けかのような選出の仕方をしていた。

サーフゴー対策と言いつつ同居するカイリューに何もできないのがかなり弱かったが、それでも立ち回りを頑張ればサイクルですべてをなんとかできるだけのスペックがあったためずっと使っていた。

ハバタクカミの圧倒的フェアリー打点をテラスタルで半減してくる相手に対し、また毒菱の一貫を切ってくる毒タイプの相手に対して地面打点で補完がとれる。

水や飛行のサーフゴーを倒せなければ成り立たないためテラスタイプは電気。切ると地面の一貫ができるのはもちろん辛い。

 

 

毒ゴーゴート@隠密マント

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S…アーマーガア意識

 

最終日投入枠①。 いっさいの妥協なく採用したポケモン。

チオンジェン+ドヒドイデの並びを毒テラス草食で完封し、テツノドクガは地震で咎め、キョジオーンを宿木で嵌めアーマーガアの上から回復できながら、高速回復技の存在でステロキョジ相手に残飯なしでもTODに備えながらサイクルを回せ、ついでに毒菱の入ったテツノツツミなどに受け出しからミルク連打で勝つ特殊受け枠でもある。これら求める要素の殆どを満たせないチオンジェンでは誠に残念ながら比較対象にもならない。というかゴーゴート以外に存在しない。

ゴーゴート投入のおかげで不利構築のいくつかを潰せたため、最終日のレートに大きく貢献してくれた。役割対象構築にはほぼ投げたため選出率も相応に高い。

許せゴーゴート、これで最後だ

 

飛カイリュー@メンタルハーブ

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H…4n-1

A…1舞テラバで環境のHAカイリュー(H244-B28振りライン)をマルスケ込み確2

S…1舞で135,136族抜き

 

最終日投入枠②。 可能性は感じるが考察不足の枠。

ドヒドキョジ構築の性質上投げられやすいディンルー+アンコカイリュー+眼鏡サーフゴーの選出に対し、初手ハバタクカミでディンルーに突っ込んで、水や妖テラスなら削れるし、毒や鋼テラスなら地震が通る。現環境のカイリューサーフゴー選出は竜舞カイリューに対してHAカイリューのアンコールで対応しているため、メンタルハーブで無効化することで全抜き体制を作れる算段。

実際この動きを決めることはできていたが、今回の構築ではカミカイリュー@1と並べて投げて強いポケモンが存在しておらず、なにか想定外が起きたときに対応しきれないことが目に見えていたため選出率は控えめにしていた。選出時の勝率は高めだがそもそも5回くらいしか投げてない。

 

 

基本選出

①ドヒドイデ+ディンルー+ハバタクカミ

  サイクル → カミで一掃 (→ラス1滅び) 

②ハバタクカミ+ディンルー+ キョジ/ドヒド

  カミで荒らし → サイクル (→カミでトドメ) 

③ドヒドイデ + キョジオーン + ディンルー

  毒菱展開 → 有限ループ

その他、チオンドヒドやキョジアマガなどにゴーゴート。

 

 

 

総括

正直、構築は強くなかったと思う。ハバタクカミやディンルーが単体で強かったのと、あとはドヒドキョジの練度で勝っていた印象が大きい。最も致命的なのが現環境最メジャーである ディンルー カバルドン カイリュー サーフゴー の全てがなんだかんだ重かったことで、想定外の同系統流行で対策が張られていたことはあくまでその次点。一応環境のすべてに対応できる構築を組んだつもりだが、最メジャー相手に安定させられなかったのが大きな反省だった。

 

 

最後に

シーズン最後に溶かしたのは残念ですが、初めて最終2桁確定ラインですぐに辞めずに自分の限界まで潜り続けることができたため、 それが重要なのだ と思いました。

つぎにチャンスが来れば、今度こそもっと良い成績をとれるように頑張ります。

 

ご清覧ありがとうございました。

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