【S28最終82位(2015)】ドヒドナット

Daubと申します。

今回はS28シングルにおいて最終レート2015を達成できたので記事を残したいと思います。

よろしくお願いします。



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結果

TN:P

最高・最終レート:2015

最終順位:82位

 

 

構築作成の経緯

「相棒ポケのゲンガーを使いたい」というのが出発点。

諸々の噛み合わせを考えオーガザシアンを検討。

日ネクホウオウダイナザシアン等を見れるのが偉いと思ったのでHB剣舞ランドロスを採用。残り2枠は適当に入れ替えながらランクマへ。

 

驚くほど負けた。普段はメタ外の構築を使う私なので、トップメタの構築の難しさを思い知った。しかしわかってきたこともあった。

日ネクにオーガ、ホウオウにオーガ、イベルにザシアン…と選出を強制されるのがすごく弱い。トリトドンやヌオーが代表的だが、相手の想像通りに動くと必ず厚い対策枠が用意されているのですべての試合がプレイング勝負になりイージーウィンが稼げない。

また対面駒が多いと受け構築で慣れた立ち回りが使えない。難しい。

 

収穫を活かし、「禁伝対策を分散できて汎用性のある受け駒」を組み込むことに。

結果、多くの禁伝への処理ルートを複数用意でき対応範囲も広い構築ができた。

受けポケモンが最低でも3匹は必要になりゲンガーは消えた。

 

 

 

個体解説

ザシアン


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H 基本の191

A 余り

B 特化巨獣斬の乱数が変わる程度

D 4

S 意地ザシアン確定抜き

 

環境の王。

選出率はすごく高いわけではなく、体感4-5割くらい。

環境の殆どのザシアンの上を取れたので偉かった。

 

カイオーガ


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H 16n-1

B 4

C 余り

D 4

S 準速マンムー抜き

 

有象無象を見れるポケモン。

選出圧力が最強で本構築のカギ。いなくても圧力だけで仕事する。

相手の構築にトドンがいるときにはトドン対策を厚くするか選出しないようにしていた。

 

ランドロス


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流用個体。

細かい調整意図は忘れましたがHBランドの基本形のはず。

日ネクホウオウダイナザシアン等を見れるのがすごく偉い。

 

ドヒドイデ


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HB特化

 

強かった。

サイクル性能、詰ませ性能、毒菱すべてが偉かった。

ザシアンに後投げしワイボ持ち以外詰ませ、ワイボも1発は耐えて仕事できる。

毒菱はトドン対策でもあるが、突っ張られると何もできないので対策としては不十分。それでもサイクル中で毒は強かった。

ホウオウやダイナにはTODも狙えるし、ザシアンをメタモンでコピーされても受け出せる。

 

ナットレイ


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HB A特化ラオスのインファ耐え

D 余り

 

流用個体。

オーガ、日ネク、ジガルデ(TOD)をやんわり見る枠として採用。

サンダーもHBが増えた今環境に鉄壁ナットが刺さっており、イージーウィンも狙えた。

 

バンギラス


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HD特化

 

黒馬・イベル対策。

チョッキと残飯を取られているので弱そうな型になった。

イベルを特殊読みして選出したほうが勝率が高そうだと踏んだときはバンギで見ていた。

 

 

立ち回り

vsザシアン

ドヒド+ワイボで突破されたとき用のザシアンで見る、ザシアンオーガランドで対面選出する、ドヒドナットのどちらかで見る等

ザシアンで上を取れる前提の立ち回りもよくした。

 

vsカイオーガ

ナットやオーガ+ザシアンの並びで見る。

 

vsイベルタル

オーガザシアン、またはバンギラス

 

vs黒馬

バンギラスまたはオーガ

 

vs日食ネクロズマ

ナット、ランド

トドンを警戒しオーガで見ないことが多かった。

 

vsホウオウ

オーガ、ランド、ドヒド(TOD)

 

 

構築の総括

・強い選出圧力をかけて警戒をずらす構築になったが、上手く決まったほうだと思う。

・禁伝を1体も選出しないこともけっこう多かった。

・ドヒドナットが偉い。日ネクトドン、ワイボ切りザシアン等にはイージーウィンが多かった。

・アタッカーと受け駒を組み込むことで対応範囲がとても広くなっていて、選出画面でどうしても苦しいような相手が少なかったのが偉かった。

・黒馬、サンダー、トドン等はどうしても重かった。ザシアンやオーガに対しての立ち回りが窮屈そうに見えるがそこまで問題には感じなかった。

・メタモンは出されなかった。

 

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

今回の構築は自分のなかでは完成度が高いほうで、組んだときから自信があったし自己最高レートも更新できて嬉しい。

初めてレート20以上から更に潜ったのもいい経験になりました。

 

 

…それはそうとこの環境、好きなポケモンを使うのが難しすぎる。

 

何かご質問等ありましたら本記事コメント欄のほか記事ツイートへのリプ、DMや質問箱にて、喜んでお受けしますので是非よろしくお願いします。

 

ご清覧ありがとうございました。